村上市立朝日中学校の3年生24名をお迎えしました

「よしかわ杜氏の郷」に嬉しいお客さまにお越しいただきました。村上市立朝日中学校の3年生24名です。

コロナ禍での修学旅行のあり方を検討する中で、修学旅行を「キャリア教育」の一環に位置付け、地域密着型の企業や事業所を巡り、「現場を見学し、働く人の話を聞く中で、地域との結びつきなどを調べたり、そこにその企業があることの意味などを探究させたい」との思いに至ったそうです。

今回は、訪問地として上越地域を選んでいただき、弊社のほか、うみがたり、道の駅あらいの食堂ミサ、ロッテアライリゾートなどを見学される旅程とされました。訪問先の選定も興味深いですね。

私自身、教育長時代に「キャリア教育」を重要施策の一つに位置付け、とりわけ、地域に根ざした「生業」に、いかに子どもたちから接してもらうかを考えてきました。朝日中学校の取り組みに心から敬意を表するとともに、まさに地域に密着した「生業」を体現する場所として弊社を選んでいただいたことに深く感謝し、嬉しく思いました。

説明は、伝統を受け継ぐ吉川杜氏の一人である小池さんと、この蔵で働きたいとの一念で、東京でのサラリーマン生活に訣別し、この地を終の住処に選んでくれた谷内さんが担当しました。地元民である小池さんとIターン者である谷内さんの2人が心を合わせて地域の伝統である酒造りに取り組んでいることの素晴らしさを改めて感じました。

コロナ禍で大苦戦が続く弊社ですが、皆さんのますますのご利用をお願い申し上げます。

(お帰りの際には、弊社特製の酒粕を原料とした「金平糖」をお一人お一人にお渡ししました)

野澤 朗